FTM図鑑
── 世界で活躍するトランス男性たち
リングに立つ人、プールで泳ぐ人、スクリーンに映る人、言葉を書く人。先に道をつくってくれた人たちを知ると、「こんな生き方もあるんだ」と少し視界が広がります。
スポーツ
スカイラー・ベイラー
ハーバード大学の男子水泳部で泳ぎ、NCAA(全米大学体育協会)1部で初めてトランスジェンダーであることを公表した選手として知られる。
引退後は講演や著書、SNSで、スポーツと性の多様性について発信を続けています。
写真:Wymzee/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→クリス・モージャー
2016年、トランス男性として初めてアメリカ男子代表チームの一員に。
トランスジェンダーのアスリートのための情報サイトを立ち上げるなど、競技環境づくりにも取り組んでいます。
写真:Collision Conf/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→パトリシオ・マニュエル
2018年、アメリカでプロボクシングの試合に出場した初のトランス男性。
アマチュア時代から長くリングに立ち続けてきたボクサーです。
写真:Aswadhin/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→カイ・オールムス
2010年、NCAA1部で初めてトランスジェンダーであることを公表した選手。
大学の女子チームに所属したまま公表し、話題になりました。その後も講演などで経験を語っています。
写真:Kye Allums/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→バリアン・ブッシュバウム
2000年シドニー五輪に出場した元棒高跳び選手。競技引退の前後に性別移行を公表。
その後は著書や講演などを通して経験を伝えています。
写真:Udo Grimberg/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→俳優・映像
エリオット・ペイジ
2020年にトランスジェンダーであることを公表。ドラマ『アンブレラ・アカデミー』では、本人の移行に合わせて役柄も移行する展開に。
主演作『Close to You』(2023)や回想録『Pageboy』でも、自分の言葉で経験を語っています。
写真:PhilipRomano/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→ブライアン・マイケル・スミス
ドラマ『9-1-1:LA救命最前線 ローンスター』で、黒人のトランス男性として初めて全米ネットワークのドラマのレギュラー出演者に。
トランス男性として初めて、雑誌People「最もセクシーな男性」特集にも選ばれました。
写真:UWS246/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→ヤンス・フォード
兄の死を見つめたドキュメンタリー『ストロング・アイランド』で、トランスジェンダーであることを公表した監督として初めてアカデミー賞にノミネート(2018年)。
映像の世界での表現のあり方についても発信しています。
写真:Montclair Film/CC BY 2.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→チャズ・ボノ
2009年に移行を公表。移行の過程を追ったドキュメンタリー『Becoming Chaz』(2011)が話題に。
トランスジェンダーの存在をアメリカのテレビで広く知らせた先駆けのひとりです。
写真:Gage Skidmore/CC BY-SA 3.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→レオ・シェン
『Lの世界 ジェネレーションQ』でトランス男性のマイカを演じる。
アジア系のトランス男性として、SNSでも移行の経験を率直に発信してきました。
くわしく(Wikipedia)→音楽・文章・発信
ジェイク・ザイラス
子どものころから世界的に活躍してきた歌手。2017年にトランス男性であることを公表し、新しい名前で活動を再スタート。
アジアのトランス男性として、自身の経験を音楽や発信で表現しています。
くわしく(Wikipedia)→ルーカス・シルヴェイラ
ロックバンド The Cliks のボーカル・ギター。メジャーレーベルと契約した初のトランス男性とされる。
音楽とともに、トランス男性としての経験を発信してきました。
写真:Elijah Fischer/CC BY-SA 4.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→トーマス・ペイジ・マクビー
2015年、トランス男性として初めてニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでボクシングの試合に出場。
その経験から「男らしさ」を問い直した著書『Amateur』を発表。ドラマの脚本も手がけています。
写真:Código Nuevo/CC BY 3.0(Wikimedia Commons)
くわしく(Wikipedia)→ジェイミー・レインズ
移行の過程を毎日撮影した写真で記録し、動画で公開。世界中の当事者に見られている。
パートナーと一緒に、日常やトランスジェンダーにまつわる疑問を明るく発信しています。
くわしく(Wikipedia)→日本で活躍する人
杉山文野
元フェンシング女子日本代表。トランス男性であることを公表し、東京レインボープライドの共同代表理事などを務める。
自伝『ダブルハッピネス』のほか、小説『ヒゲとナプキン』の原案も担当しています。
くわしく(Wikipedia)→虎井まさ衛
日本でトランス男性として早くから本を書き、情報を発信してきた先駆者のひとり。
まだ情報がほとんどなかった時代に、当事者同士をつなぐミニコミ誌などを発行してきました。
くわしく(Wikipedia)→飯塚花笑
トランス男性であることを公表している映画監督。自伝的作品『僕らの未来』がPFFアワード2011で審査員特別賞。
『フタリノセカイ』『ブルーボーイ事件』など、性の多様性をテーマにした作品を撮り続けています。
くわしく(Wikipedia)→安藤大将
女子選手としてデビューし、2002年に男性選手として再デビュー。日本のプロスポーツで性別を変えて競技を続けた先駆け。
自伝『スカートをはいた少年』を出版しています。
くわしく(Wikipedia)→